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第2次大戦中の東部戦線において、1943年7月4日~8月27日、ドイツ軍のツィタデレ作戦によって赤軍との間で行われた戦闘がクルスクの戦いです。両軍合わせて6000輌以上の、史上最大の戦車線でした。
ドイツ軍配置
・中央軍集団(北部よりクルスク突出部を攻撃)
・第9軍
・第46装甲軍団
・第47装甲軍団
・第41装甲軍団
・第23軍団
・第1航空師団
・南方軍集団(南部よりクルスク突出部を攻撃)
・第4装甲軍
・第52軍団
・第48装甲軍団
・第2SS装甲軍団(ダス・ライヒ)
・ケンプ軍支援
・第3装甲軍団
・ラウス軍団
・第8航空軍団
ソ連軍の配置
・第1線(前線配置)
・第48軍
・第13軍
・第70軍
・第65軍
・第60軍
・第2線(後方配置)
・第2戦車軍団
・作戦支援
・第16航空軍
・方面軍予備
・1個騎兵軍団
・第9戦車軍
・第19戦車軍
ヴォロネーシ方面軍(クルスク突出部の南部に配置)
・第1線(前線配置)
・第6親衛軍
・第7親衛軍
・第38軍
・第40軍
・第69軍
第2線(後方配置)
・第1戦車軍
作戦支援
・第2航空軍
・方面軍予備
・第35親衛狙撃軍団
・第2親衛戦車軍団
・第5親衛戦車軍団
ステップ方面軍(後方の予備)
・第5親衛軍
・第27軍
・第47軍
・第35軍
・第1機械化軍団
・第4親衛戦車軍団
・第10戦車軍団
・3個親衛騎兵軍団
・第5航空軍
十分な防御態勢を整えて待ちかまえ、ドイツ側に損害を与えた赤軍ですが、ドイツ軍を上回る損害を受け、特に南部ではドイツ軍の突出を許し、プロホロフカで消耗したステップ方面軍は危機的状況にありました。
しかし、赤軍が北部において逆攻勢「クツゥーゾフ作戦」を開始したことと、米英軍がシチリア島へ上陸を開始したことで、ヒトラーはイタリアの枢軸離脱、地中海戦線の崩壊の危機を恐れ作戦はわずか1週間で中止となります。
しかしマンシュタインは南部の構成をヒトラーに承諾させ続行。
7月17日にイジュームとミウスの防御線が突破され、部隊の派遣のためついに中止しました。
後衛戦闘をおこないつつ撤退したドイツ軍に対し、赤軍は予備兵力をまとめて反撃を開始。これにより、前線で修理中のドイツの損傷車両で後送の間に合わないものには自爆の指示がだされ、全損車両の台数がかなり増える結果となります。
ドイツ軍は秩序立った後退と兵力温存に成功はしますが、天然の要害ドニエブル川の渡河を許してしまい、クルスク進撃どころか要衡キエフまで奪回されます。
クルスクの戦いは独ソ戦でドイツ軍が攻勢に回った最後の大規模な戦闘であり、これ以降独ソ戦の主導権は完全に赤軍の物となったのです。